SILENT SIREN | 6thアルバム 『31313』 感想
『31313』はサイサイさんと読むらしい。
発売日も平成『31』年『3』月『13』日で近年稀に見るオシャレ具合。
SILENT SIRENはオシャレです(それはそう)。
サイサイさんこと、SILENT SIREN 6枚目のアルバム『31313』感想です。
1. 恋のエスパー [3:51]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
「ぼくは今SILENT SIREN聴いてるなあ」と感じられるキャッチーな曲。
実はこのアルバムの情報何も入れてなくて、(なんなら発売日を失念してたんだけど)とりあえず買ったから聴くか〜くらいのテンションで聴きはじめたので、1曲目がこれでとても安心した。
THE SILENT SIREN。ぼくの知ってるSILENT SIRENがそこにいた。発売日忘れててすみません。
ぼくは今からサイサイを聴くんだとわからされる曲。 この曲以外にこのアルバムの1曲目にふさわしい曲なし。
あと、最後の方なんかよくわからないのが腹立つけどめっちゃ好き。
2. 無重力ダンス [4:00]
作詞: すぅ/作曲: すぅ、クボナオキ/編曲: クボナオキ
多分ライブで楽しいタイプのノリが良い曲。
普段キーボードがいるバンドはあまり聴かないので、イントロのキーボードが聴いてて楽しい。楽しいの域を通り越してもはややばい。キーボードやばい。
あと2番の後ろで聞こえてる音何。ベース?
3. Go Way! [3:21]
作詞: すぅ/作曲: すぅ、クボナオキ/編曲: クボナオキ
曲の展開がシンプルで、なんか懐かしい感じがする曲。アニメ見てないんだけど。 「信じて進むことができりゅ〜Magic!」のとこがこう聞こえすぎて気になりすぎる。
4. ALC.Monster [3:33]
作詞: あいにゃん/作曲・編曲: クボナオキ
最初の音がピコピコしてるからそういう曲かと思ったらロックだった。
聴いてて『KNiFE』みたいな曲だなあと思ったけどそんな感じの作詞作曲でなるほどなあとなった。 『KNiFE』も好きです。 酒飲みてえ。
5. 天下一品のテーマ [3:13]
作詞: ひなんちゅ/作曲・編曲: クボナオキ
初めてこの曲の存在を知ったとき、「天下一品 × SILENT SIREN???は???SILENT SIRENが天下一品って話?????」と思ったんですけど普通にコラボだった。 いやSILENT SIRENと天下一品が普通にコラボって何。普通ってなんだ。
この曲を聴いたら条件反射で天下一品に行きたくなる人になってしまった。完全にパブロフの犬状態。
2番サビ後の謎ラップ、ぼくが行きたいときに限って天一混んでる現象くらい謎。
「こってーりあじーがさねー」のとこのリズムがクソ好きすぎてこれだけで飯が食える。やっぱりSILENT SIRENは天下一品。はぁ天下一品行きたい。
イントロの始めだけ聴いたら一蘭やんけ
6. クリームソーダ [4:01]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
疾走感ある失恋ソング。
「あの夢の中で飲んだクリームソーダ 甘かった」の「クリームソーダ」地帯とそこからのギターがめっちゃ好きポイント。
クリームソーダ飲みてえ。
7. REBORN [2:59]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
こういう曲がこのアルバムから出てくるとは思ってなくて少し驚いた。
こういうテンポの曲に弱いっていうのもあるんですけど、アルバムの中で一、二を争う好きな曲。 1番サビ終わり〜2番Aメロのとこが目を瞑るポイント。
8. 卒業 [3:58]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
ぼくが好きな漫画に『帰宅部活動記録』があるんですけど、夏目漱石の『こゝろ』について以下のようなくだりがあります。
「せっかくだからと最初から通して読んでみたけど
フルで読んだら微妙だった…」
「J-POPの感想かよ」
〜中略〜 「サビだけだね…良かったのは」
このくだり個人的にめっちゃ好きで一生笑ってられるんですが、実際にぼくが「フルで聴いたら微妙だった」と感じるのはCメロが微妙なときです。
「Cメロがいい曲は大体いい曲」っていうのはよく言ったもので(今考えました)、Cメロがいい曲は大体いい曲です。
何が言いたいかと言うと、この曲、Cメロが最高。
9. 19 summer note. [3:48]
作詞: すぅ/作曲: すぅ、クボナオキ/編曲: SILENT SIREN、クボナオキ
爽やかな夏感あふれる曲。
サビが完全にSILENT SIREN。聴いたら0.000000000001秒で分かる。いやさすがに無理。
なんか『八月の夜』をそこはかとなく感じる。
10. Attack [3:58]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
ベースが本当に最高に最高。『フジヤマディスコ』くらい最高。 ライブで爆音で聴きたい。もっとこういう曲増えてくれないかなあ。
11. 渇かない涙 [5:13]
作詞: ゆかるん/作曲: すぅ/編曲: SILENT SIREN、クボナオキ
こういう曲を聴く度に、「吉田さんの声最高だなあ」となる。 『フユメグ』を初めて聴いたときの「は????????何だこの声最高か???????????」は今後も忘れません。
12. Letter [4:11]
作詞: ひなんちゅ/作曲・編曲: ひろせひろせ
最初から最後まで最高にいい曲。 どこがいいかと言われると全部。 2番Aメロのピアノとボーカルになる部分は特に最高に好き。
13. Happy Song For You [3:43]
作詞: すぅ/作曲・編曲: クボナオキ
最初ぴっぴのパターンかと思ったらがっつり歌ってた。 いい感じに誕生日曲してると思います。 誕生日おめでとうございます。
まとめ
前作『GIRLS POWER』は各曲のパワーが高すぎることに加えて、アルバムのバランスが良かったので頭おかしくなるくらい聴いてました。
このアルバムではそんな曲のパワーは残しつつ、「こんなサイサイもあるのか」と思わされるような曲もあって、バンドとしても一段階変わったのかなあと感じられました。 とりあえず31313131313131313周くらい聴こうと思います。